眠り姫は夢を見ない

妖魔夜行「眠り姫は夢を見ない」を読んだ。古い本だけど、シリーズを読破していないので、古本屋で100円の物を見かける度に買い足している。同じ世界を共有しつつ、複数の作者が小説を書いている、シェアードワールドノベルズ。友野詳清松みゆきは、設定好きが書きそうないかにもな話。アイディアは良いけど、文章としてはどうだろう。表題にもなっている西奥隆起の短編は、割と好きな方。
青Kが置いたのだろうか、部室に「真夜中の弥次さん喜多さん」があったので読んだ。小説は既読だが、漫画を読むのは初めて。小説よりはギャグというかシュールと言うか方向を意識して読める。うしろめたくなる雨の話は小説にも漫画にもあり、比較できる。視覚情報からだろうか、少ないページだからだろうか、漫画の方がシンプルでオチらしき物も理解できる。でも、なぁ…。
気が付いたら、1時間半も歯磨きをし続けていた。歯の裏もツルツル。俺は変態かも知れん。