新海誠監督にサインもらったの

高度に政治的な理由により、5限を自主休講と致しました。致し方ありません。だって、奨学金の返還誓約書に実家にいる父上の印鑑証明と所得証明と実印が必要なんです。今日帰らないと厳しいんです。とか言い訳しつつ、21時に女子シャワー室を出れば、日付が変わる前に栃木に帰れる訳ですが…。モウダメダ。
出不精な俺としては、気合いさえあればプレ公開にすら行けたかも知れない「雲のむこう、約束の場所」を見るのに、何かもう一押しの理由とかついでの仕事とかが必要なんです。実家への帰還はまさにそれ。
渋谷に行ってフラフラ歩き、19:30からの上映にギリギリセーフ。大きくもきれいでもない映画館でしたが、席を探すのに目を凝らすくらいには人が多くてビックリ。映画は、心の描き方と、丹治さんも加わった背景に磨きがかかっていて凄い。事実や事件そのものの裏や厚みはそれ程ないけど、世界観やヴェラシーラのデザイン等、設定は前作のように格好良い。キャラ絵は、もうちっと何とかなっても良いのでは。天門さんの音楽は、俺の好きな音楽と離れているのでノーコメント。でも、全体的に予想以上の出来だったので満足。快速がなくなっちゃうから帰ろうと思ったら、新海さんと天門さんが出て来て語り出した。何じゃこりゃ!? 公開初日は司会者がいたので会話が進んだけど自分らはしゃべるのが苦手で、みたいな事を言っていたけど、面白い話し方のできる人たちでした。前日は北海道の映画館で挨拶して来たらしい。そう言えば、北の大地のRYUはマイナー映画の館キノでバイトしてたから、新海さんたちに会っている筈。終わってからほぼ全員にサインをしてくれたので、俺も列の後ろの方に並んだ。実家へのでっかい荷物があるんで、素早く並べなかったので仕方ない。この時点で、快速に乗るのを断念。最後の数人だったので、サインと握手と写真とお話と、色々できた。RYUの話をしたら、やはりキノだったので会った筈だねって話をした。あと、サインに「氷雨係長」って書いてもらおうとしたら、「永」って書きそうになって、自分の手に書いて確認してた。既に左手は黒くなってたから、前にも数人…。そんなこんなで、結局終電に乗った。