Missing 7 合わせ鏡の物語・完結編

Missing7 合わせ鏡の物語・完結編を読んだ。Missing6の続きで、今回は昔のキャラクターやら呼び名やら色々と出てきた。才能の枯渇を恐れるとか言いつつ、よくこれだけ詰め込めるものだなぁ。良かったシーンは、パレットナイフでの戦闘と、左目に割れた鏡の破片を差し込んでいくシーン。
眼窩一杯に詰まった破片がきしきしと鳴る。瞼の裏に飽和し、じゃりっ、じゃりっ、と破片が砕ける。
読んでて痛くなる小説はすげぇよ。