千葉県1周ぶらり1人旅

青春18切符を使い、JRで千葉県を1周して来た。
最初は佐倉。印旛沼水系の千葉市民(実は、確認は取ってないんだけどね)としては、印旛沼の汚さは、視認しておくべき。佐倉に住んでるまきこにメールして、徒歩で1時間という情報をゲット。…遠いよ。観光案内所のおばちゃんに相談すると、500円で自転車を貸してくれると言うので、話に乗ってみた。お陰で、武家屋敷やら城趾やら色々見学出来た。印旛沼は、確かに濁っていた。サイクリングロードに八景とか書いてあるのでどんな見晴らしかと思ったが、どう写真を撮っても汚い水と曇り空と生い茂る雑草しか写せない。むしろ、オランダ風車の方が絵になる。昼食は、これもおばちゃんお勧めの定食屋。麦とろが有名と言われて入店したが、麦飯は品切れとの事。仕方ないので地元産というトロロだけ味わった。まぁ、それはそれで美味しかったんですけど。
そこから、銚子をパスして、成東で下車。ここは、マジで何もない。ハブ駅だからと期待していたのに…。
次は、大網。ここは、成東よりは真っ当な都市だったけど、観光案内所が無かったから、そういう街なんだと思う。一番の収穫は、女子高生の不思議な髪型を見れた事。基本的に、イモっぽいか、踏ん切りの付かないギャル系か、運動部まっしぐらか、の3択なのだが、その娘だけ群を抜いていた。存在感、オーラが違った。俺は何を見に旅をしているのかと。
勝浦は、海辺の街って雰囲気が出ていて良かった。海岸まで歩いたり、海の幸を扱う店を見たり。問題は、24に分割された時刻表に、何の数字も書いてない欄がある事。最悪、2時間待ち。うっへり。
鵜原の海中公園に行こうと思っていたが、夜になってしまったのでパス。行ける所まで行って、安房鴨川で下車。鴨川シーワールドのある駅だが、今から入園しても意味がないので、散策。デパートの裏手から祭り囃子が聞こえて来たので、行ってみた。小学生が浴衣を着て花笠で踊ったり、小学生がはっぴを着て太鼓を叩いたり。俺は何を見に旅をしているのかと。あと、寿司が優秀だった。
ここで、1泊4800円の宿を見付けて、そこに泊まろうかと思っていた所に、明日のリーグ戦を思い出させるようなメールが届いた。急遽、今夜中に千葉に戻る事が決定。木更津で降りたかったけど、諦め。ちなみに、安房鴨川が内房と外房の境界なのだが、携帯で時刻表を調べると実は外房線の方が早く千葉に着くという頭の悪い事がわかった。夜になったのに、まだ半分も来ていませんでしたか、そうですか。プライドの問題で、内房線で帰った。
腹癒せに、千葉のフェリシダに寄ったら、まきこがいて運命的な何かを感じた。男性3人の予備校仲間とIIDX。この娘は、今年も大学に落ちるかも知れないと思った。あと、彼女曰く、俺の髭面はただの天然パーマよりは似合っているとの事。これはつまり、法事の為に剃れと言われない限りは、葛西をやり続けろというアスパラの根回しと言う事か。まぁ、とりあえず、フィリピンには少しでも「日本の観光客」って臭いを減らして行かないと色々と危険な事があると思うので、それまでは剃る気は無い訳だが。
西千葉から出る時に、日付が変わった直後だったのでスタンプを押してくれと駅員に言うと、終電までは良いよと言ってくれるいい人だった。でも、明日が切符の利用期限なので、押さないでおくメリットは全くない。